【活動報告】曳舟サイエンスちょこっとラボを初開催!カフェに訪れた方々が立ち寄る憩いの空間に

博物俱楽部は9月27日(土)、ノウドひきふねにて初めての試みとなる『曳舟サイエンスちょこっとラボ』を開催しました。小さなお子さんから大人の方まで幅広い年代の方々が足を止め、終始楽しい雰囲気のイベントになりました。

新宿区立図書館でも開催している「ちょこっとラボ」は、1つにつき20分程度で完結する実験や観察、体験、工作などを見て回ることができるイベントで、気軽に楽しく科学の話題を話せる場を作りたい!という思いで企画しています。
今回は新たな会場として、より幅広い年代の方が気軽にふらっと立ち寄ることができることを目指して、カフェを併設したコミュニティスペースであるノウドひきふねさんにご協力をお願いしました。

「電子ほたる」や「水中のマジック」など定番のプログラムもご用意しましたが、なんと言っても今回の目玉は「ギンゴケからクマムシを探そう」です。

株式会社Gakkenさんとの連携で現在販売されている『学研の科学 万能顕微鏡と標本作成キット』を活用し、採取してきたコケからクマムシを探したほか、オオミジンコの観察も行いました。カフェの皆さんのご協力もあって多くの方々に立ち寄っていただき、中には2時間近くも顕微鏡をのぞき、自分でクマムシを探しているお子さんもいらっしゃいました。

「誰もがふらっと立ち寄ってワークショップや展示を楽しめる空間」は、博物倶楽部が10年間の活動でずっと作ってきたかった“場”の一つですが、今回のイベントでようやく実現できたように思います。

もちろん現在実施・参加している他のイベントの良さも活かしながら、「曳舟サイエンスちょこっとラボ」を育てていければいいなと思いました。

タイトルとURLをコピーしました