新年度でばたばたと慌ただしくしているうちに一月も経ってしまいましたが、4/1には足立区ギャラクシティで初めての試みを実施したのでした。
今回私たちにとっても初めてだったのは、これまではどんなに小さくても小学校低学年が対象だったのに対し、就学前のお子さんをメインターゲットに据えたこと。
人によって手先の器用さや集中力に差の出る時期ですから、実験や工作、観察を自分の手で行うプログラムは難しい一方、各地の博物館などでいま一番要望の多い層でもあり、私たちとしてもどうしたものかと頭を抱えてきたところでした。
「みてみよう！じっけんとかんさつ」では、思いきって理窟の部分は割愛した5分程度の演示実験を並べ、これらを見て回ってもらうことで、不思議だな面白いなという興味を芽生えさせることに専心しました。
各人が身の回りのものを使ったこともあり、生活の中でも思い出せるようになったのではないかと思います。
スタンプラリー形式にして最後につけた賞品も大変好評でしたが、意外なほどスタンプや賞品に執心するお子さんは少なく、イベントそのものを楽しんでもらえたのかなと感じています。
まだ生まれたばかりの企画ですからいろいろな手直しは必要かなと思う面もありますが、確かな手応えがあったのもまた事実であります(^^)
今後またうまく展開していきたいところです。
