博物俱楽部は1月31日(土)、東京国立博物館で開催している「あそびば☺とーはく!」の一環として、ワークショップ「石から絵具をつくろう」を実施しました。また今回は、京都工芸繊維大学の青木正明先生によるワークショップ「紅花を使った紅染め」の実施にも協力しました。
昨年は小学校高学年向けのワークのみでしたが、多くの方のご要望により今回は中学生以上の大人向け2時間のプログラムも行いました。いずれもあっという間に満席となる人気ぶりで、改めて「色」に対して多くの人が関心を寄せていることを感じました。
「石から絵具をつくろう」





昨年も実施した「石から絵具をつくろう」は、絵具をつくって絵を描いてもらうとともに鉱物についても興味を持ってもらおうという企画です。複数の種類の鉱物を砕くことでそれぞれの鉱物の違いを体感してもらいました。また、絵具すなわち顔料がどのように色を付けているのか、どのような材料でできているのかも、体験しながら考えてもらいました。今回も最後は自由に描いてもらう時間を設け、素敵な作品がたくさん生まれていました。
「紅花を使った紅染め」

更に今回は、京都工芸繊維大学の青木正明先生を講師に迎えたワークショップのお手伝いもさせていただきました。昨年「石から絵具をつくろう」のプログラムを作ったときから、染料のワークも作りたいよねという話は繰返し上がっていました。そんな中、東京国立博物館さんから青木先生をご紹介いただき、コラボ企画として実現できました!

まずは染料でどうして色がつくのかという仕組みについてお話しいただきました。染色だけにその鮮やかな仕組みと、仕組みを利用した巧妙な染め方についてお話は非常に興味深く、その染め方は本当に古くから知られていたというから驚きです。その後、実際に染めの作業に入っていきました。オレンジ色の紅花が、全く違うピンク色に染まるのは仕組みを聞いてもとても不思議!

大人向けのプログラムも!
そして最後の時間は、これら2つの体験を合体した豪華なプログラムを大人向けに開催しました!
どうしても博物館でのワークショップは子ども向けになりがちですが、やはり「自分もやりたい!」というおとなはたくさんいるようで申込は一瞬で満席になりました。参加されたみなさんの表情を見ていても、こうしたプログラムは引き続き展開していきたいですね。




今回も新たな取組みを展開し、私たち自身も非常に学ぶことの多いイベントになりました。
青木先生とのコラボはまた別の機会でも開催していきたいと考えていますので、どうぞお楽しみに!

