博物俱楽部は8月17日(土)と18日(日)、神保町奥野かるた店で開催された「第10回神保町ヴンダーカンマー」に出展し、「おとなイベント」と称して7つのワークショップを楽しめるプログラムを実施しました。
今回は新作プログラムもお披露目。カメラの原型として知られる「カメラ・オブスキュラ」を実際に作って覗くワークを用意しました。2日間とも晴天に恵まれたこともあり、カメラ・オブスキュラを通して外の景色がはっきり見ることができ、多くの方に驚き、楽しんでいただきました。
また、この会場で毎年好評を博している水滴顕微鏡は今年も大人気で、じっくり1時間以上観察される方もいらっしゃいました。
10回目の開催となった神保町ヴンダーカンマーですが、今回が最終回ということです。
博物倶楽部は第2回から出展し、途中コロナで実施方法に苦慮しながらも、9年間連続でおとな向けのワークショップを展開してきました。
今でこそガッツリ大人向けのプログラム「大人のサイエンス・ラボ日本橋」を開催していますが、1年中ほぼ小学生向けのプログラムを実施していた時期でも、ヴンダーカンマーでは、大人へのアプローチを続けることができました。
ここで出来上がった定番プログラムは1つや2つではありませんし、子どもに限らず幅広い年代の方への企画作りの視点を維持し続けることができたのは、このイベントがあったからだと思っています。改めて感謝の気持ちを感じています。
博物倶楽部は引き続き、大人向けにもイベントを開催する予定です!
どうぞお楽しみに!