【活動報告】『海のエイリアン図鑑』制作チーム・SAKANA BOOKSとの共催・海のエイリアンを探せ!チリモンBOOKSで超充実のチリモン体験

博物俱楽部は4/19(土)、サカナに特化した書店SAKANA BOOKS(東京都新宿区)で、SAKANA BOOKSと『海のエイリアン図鑑』制作チームと共催により、「海のエイリアンを探せ!チリモンBOOKS」を開催しました。SAKANA BOOKSと連携したイベントは昨年秋に続いて2度目で、2024年6月に発売された書籍『こんなの見たことない! 海のエイリアン図鑑』(山と溪谷社)の制作チームによるトークイベントとコラボした企画となりました。

世代も立場も超えて、チリモンに夢中!

今回も博物倶楽部のチリメンモンスター(略称:チリモン)のワークショップらしく、ディープなトークからスタート!大人顔負けのイワシの知識を披露する子どもたちもいて、トークパートからチリモン熱が高まりました。いざちりめんじゃこを目の前にすると、参加者はみなさん思い思いの着眼点でチリモンを拾い集めていました。また、今回も書店での開催ということで、『海のミクロ生物図鑑』を使った分類にも挑戦していただきました。

2回目のワークでは『海のエイリアン図鑑』に写真を提供し、今回のトークイベントでも登壇されていた水中カメラマンの堀口和重さんも緊急参戦!参加者のみなさんと一緒に、熱心にチリモンを探していました。

また今回は初めての試みとして、探し出したチリモンを使ったしおり作りにもチャレンジしました。自分のお気に入りのチリモンを、可愛いアイテムとして持ち帰っていただきました。

『海のエイリアン図鑑』トークイベントで、より深い学びへ

今回併せて開催された『海のエイリアン図鑑』の制作チームによるトークイベントでは、堀口さんから貴重な写真の数々とともに、海中のプランクトンとその撮影のエピソードをお話しいただきました。チリモンのワークではどうしても”干物”の状態のモンスターたちを見ることになりますが、生きている時の彼らの姿を知ることができ、非常に贅沢な時間となりました。

そしてやはりSAKANA BOOKSさんという会場が素晴らしいですね!講演を聞いて、チリモンを体験して、そのまま本やグッズを購入できる。改めて恵まれた環境で開催できていることをありがたく感じました。

SAKANA BOOKSや図鑑編集チームのみなさんと一緒にイベントをできたことは、私たちにとっても楽しく、勉強になる部分が大きい機会でした。今回だけではなく、これからも楽しい企画ができるといいなとお話ししているところです。


▼『こんなの見たことない! 海のエイリアン図鑑』(山と溪谷社)について、詳しくはこちら
https://www.yamakei.co.jp/products/2824230260.html

SAKANA BOOKSについて、詳しくはこちら
https://sakanabooks.jp


今回の講師紹介

今回「チリメンモンスターを探せ!」の講師を務めたのは、博物俱楽部 魚類担当の久保徹郎です。
学生時代に魚類の食性について調査・研究。現在は水産関係の仕事をしながら、博物俱楽部でチリメンモンスターのプログラムを担当。好きな魚はカタクチイワシとクサヤモロ。
「今後も身近な魚類を題材に、博物倶楽部なりにアレンジしてイベントができればと考えています。皆様のご参加お待ちしています。また、関係博物館・水族園・漁業団体の皆様、引き続きご指導・ご鞭撻をよろしくお願いします。」

タイトルとURLをコピーしました