博物倶楽部は、一般社団法人 路上博物館及び早稲田大学博物館支援サークル ミュゼさぽと連携し、ミュージアムを取り巻く社会から「ミュージアムのいま」を考える試みとして、不定期の連続トークイベント「ミュージアム放談」を新たに企画し、7/6(日)に京橋プラザ区民館にて、第1回「閉館する博物館の調査と課題」を開催します。
新企画「ミュージアム放談」とは?
SNSが一般的になり、人々のコミュニティの在り方も変わってきている現代、ミュージアムと社会の人々の関わり方も大きく変化しています。学芸員のような職業を除くと、かつての博物館への市民参加というと、友の会や館のボランティアなど特定の博物館に所属するものが多かったと思いますが、現在では特定の館には所属しない立場として、様々な館を支援・協力する独自の活動を展開する個人や団体が増えてきているようです。
路上博物館・ミュゼさぽ・博物倶楽部はいずれも、こうした文脈で活動の幅を広げており、イベントの共同開催も行なってきました。今年1月11日には博物倶楽部の10周年記念 楽会で、「これから博物館の周りで実現したいこと」をテーマにパネルディスカッションも実施しています。

楽会での連携をより発展させ、ミュージアムを周縁から支援するという存在として「ミュージアムのいま」を考えていくことにより、新たな視点や発想を提示できるのではないかというコンセプトに基づき、不定期の連続トークイベントとして「ミュージアム放談」を企画しました。
今後、年に2~3回程度、様々なテーマでミュージアムや、ミュージアムにかかわる「もの」、「ひと」、「こと」について議論していきたいと考えています。
第1回「閉館する博物館の調査と課題」概要
第1回となる今回のテーマは、「閉館する博物館の調査と課題」です。
コロナ以降相次ぐミュージアムの閉館を目の当たりにし、路上博物館では2024年の年末から閉館する博物館の調査を実施しました。今回はその調査結果を路上博物館の齋藤さんから共有いただくとともに、調査に関わったミュゼさぽ・博物俱楽部それぞれの視点から、調査の途中で見えてきた問題について意見を交わします。
【日 時】2025年7月6日(日)14:30~16:00(以降、参加者交流会)
【会 場】京橋プラザ区民館2号室洋室(GoogleMap)
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目25−3
※ 要事前申込、先着順(25名)/後日アーカイブ配信あり(上限なし)
※ 参加費無料
※ 当日、SNSを含む広報用の写真を撮影いたします。ご承知おきください。
※ 本フォームで回収した個人情報は、以下の目的で使用いたします。
・本イベントでの当日のご本人確認
・今後の路上博物館・ミュゼさぽ・博物俱楽部各団体が実施するイベントのご案内
【プログラム】
1.オープニングトーク「博物館の閉館調べてみたらわかったこと」
一般社団法人路上博物館 理事 齋藤和輝
2.トークセッション
一般社団法人路上博物館 理事 齋藤和輝
~travelling museum~博物倶楽部 代表 島津斉明
ミュゼさぽ 代表 山口晃生
3.トークセッション2
参加者のみなさまと一緒に本イベントのテーマ「閉館する博物館の調査と課題」について語らいます
【申込】
当日会場での参加をご希望の場合には、以下のフォームからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc8Ah2QWTB_P6ZHcZYMs7TvZhfcl5a560yeQGQYMa20Fvxz9A/viewform?usp=send_form
※ 定員に達した場合は申込みフォームを締め切ります、ご了承ください。
※ アーカイブ配信はお申し込みフォームにご記入いただいた方にメールで視聴用URLをご案内します。
なお、アーカイブ動画は機材の不調などで音声が聞き取りづらい場合がある可能性があります、あらかじめご了承ください。
【参考リンク】
・路上博物館Webサイト 【7/6開催】ミュージアム放談「閉館する博物館の調査と課題」サイレント閉館調査プロジェクト報告会