今回は打合せが早く終わったので、希望者で会場の近くの「葛飾区郷土と天文の博物館」へ。
ここは知る人ぞ知る都内のプラネタリウムの名所です。
いろいろなプログラムを上映していますが、おススメは「季節の番組」。
この番組は全て郷土と天文の博物館オリジナルで企画・制作されていることに加え、学芸員さんが常に生で解説してくださいます!
当然ながら観られるのはこの館だけですし、生解説ですから学芸員の方々の個性やその日の来場者のノリ、その日の夜空の様子によって同じ番組でも全く中身が変わってきます^^
夏のプログラムはこの「季節の番組」の中でも定番中の定番!
20年以上の歴史のある「クイズ!スター&プラネット」です!
この番組「注意:絶対に眠れません」と銘打っているだけあって、上映を「観る」というイメージからは一線を画した「参加する」プラネタリウムです。
座席の肘掛に解答ボタンが設置されており、来場者は出てきた問題に自分で解答することができます。
その上、来場者の正答率によって先の展開が変わるという徹底ぶり!
ボーダーラインをクリアできれば「ごほうびコース」、ダメなら「罰ゲームコース」が待っています^^
「子供も参加するプラネタリウムのクイズでしょ?」などと侮ってはいけません!
毎年かなり難しく(とは言え徒な難問奇問ではなく、良問なのがミソ)、それこそ僕は子供のころからそれこそ20年近く足を運んでいますが、ごほうびをゲットしたのは2回ぐらいしかありません^^;
今回は運よく(?)ごほうびに!(実は罰ゲームも結構楽しいんだけどね笑)
この日は時間切れで残念ながら回ることができませんでしたが、その他の常設展示も内容の濃いものです。
3階の天文の展示は、天体の動きや研究の歴史、望遠鏡など多岐に亘っており、且つ良くできています。
これだけ纏まった展示はあまり見ないかも。
2階の郷土の展示は水をテーマに古代から現代に至るまでの葛飾区の歴史をレビューしたもので、こちらもこの手の地域に密着した郷土館としては量・質ともにかなり充実したものではないかと思います。
最後の昭和の家庭と工場を再現した展示は、あちこちにありそうで意外と少ないかも。
また、毎週金・土曜日には星の観察会「かつしか星空散歩」が開催されており、晴れていれば申込なしで東京の空をご案内いただけます。
これだけ充実した内容ですが、入館料は大人100円に小中学生50円、プラネタリウム観覧料は大人350円に小中学生100円!
大人の方でも500円玉1枚で、展示とプラネタリウムをじっくり楽しんでお釣りが帰ってきます!^^
東京近郊の方は是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?
公式Webサイト http://www.museum.city.katsushika.lg.jp/